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ご挨拶

ご挨拶


うつ病や不安障害など心の健康問題で休職する人が増加の一途をたどっています。また、わが国では、自殺者が年間3万人を超え、先進国としては、最悪の数字となっています。
自殺予防のためには、自殺につながるうつ病などを予防し、対抗するシステムを社会に定着する必要があります。また、メタボリック・シンドロームのような生活習慣病に対する体の健康づくりと同じレベルで、心の健康づくりのシステムを定着させることで、うつ病などに対する理解、偏見や差別は、自然になくなっていくと考えています。 心の健康づくりには、医学的に効果が証明されている認知行動療法の素養が重要です。

認知行動療法とは、うつ病や不安障害のような心の病気になりやすい考え方や行動のパターンを見つけて変えていくトレーニングのような心理療法のことです。

これまで、柏市で、心の健康づくりのために、認知行動療法の技術の学習会、研修会を行いました。

そこでは、多くの医療関係者や市民の参加を得て、認知行動療法の普及開発、人材育成、心の健康に関する予防、相談活動について賛同を得ました。

心の保健と医療の増進のために、今後、特定非営利活動法人として、一般市民に対して、認知行動療法に関する普及啓発事業を行いながら、認知行動療法をサポートできる人材を育成し、その人材を活用して、実際に心の健康を損なった人々に対しての組織的な予防事業を行って、心豊かで健全な社会を実現するために、広く公益の増進に貢献したいと考えています。


NPO法人・認知行動療法推進協会 理事長
清水栄司